会長挨拶
当協会は、昭和37年に「北海道電設懇話会」として発足し、昭和42年12月「社団法人北海道電設協会」として北海道知事より許可をいただき昭和46年3月に「社団法人北海道電業協会」と名称変更いたしました。その後、新公益法人制度の施行により平成25年4月に「一般社団法人北海道電業協会」に移行し、電気設備工事業者としての主体性の確立と社会的地位向上に努め、今日に至っております。
協会の運営は、理事会・各常設委員会を中心に、また、道内各地域の電業協会とは、代表者会議等を通じ連携を強化し、多様化しつつある業界の諸課題に積極的に取組み、各種の活動を行っております。
今日、電気設備は、重要な社会基盤として、様々な面で国民生活を支えており、脱炭素化・デジタル化の一層の進展に伴い、電気設備工事の専門的技術の重要性は、ますます高まっていくものと考えます。
こうした状況に対応するためには、施工・維持管理、品質管理等、電気設備工事業者の専門的技術・能力が、多様なニーズに的確にお応えできるものであることを、皆様からご理解いただくとともに、ご支援を得なければなりません。
私どもは、北海道における開かれた電気設備工事業者の団体として、より一層の経営基盤の強化と技術力の向上、優れた人材の確保・育成を図り「技術と経営に優れた電気設備工事業者」として、発注者の信頼に応え、公正かつ秩序ある環境づくりに向けてその役割を果たしていきたいと思っております。
私は、会員とともに相互の信頼と結束をより一層強め、北海道のライフラインの一翼を担う誇りをもって、広く道民から信頼される団体を目指して活動を展開していく所存であります。
今後とも引き続きご指導を賜りますようお願い申し上げます。
会長 藪下 裕己
事業目的
本会は、電気設備業の健全なる発展を図り、地域社会の活性化と公共の福祉の増進及び産業の振興に寄与することを目的に次の事業を行います。
- 電気設備工事業の技術向上並びに経営合理化に関する調査研究
- 電気設備工事業の安全対策並びに環境保全に関する調査研究
- 電気設備工事業の人材確保・育成と調査研究
- 講習会、講演会及び見学会の開催
- 官公庁その他関係機関に対する要望と諮問に対する答申
- 本会の調査研究の広報、普及及び広報誌の発行
- 会員の福利厚生に関する事業
- その他本会の目的を達成するために必要な事業